今回は以前土地の相談を頂いていたお客様の紹介で長い期間空き地となっていた土地の売却についてお話したいと思います。

相談者様は土地の所有者である本人と奥様、娘様の3人です。

市内に複数の不動産を所有されており、相続税も相当な金額になるとのことで、資産を整理し近い将来の為、現金化しておきたいとお考えでした。

相続税は現金での納付が基本ですので、いざその時が来た際に現金が無いと大変なことになってしまします。実際、相続税を支払う納付期日までに現金を準備するために、相場よりも安く急いで売却するしかなかったと言うお話もあるくらいです。

相談者様の考えや行動で素晴らしい点は、事前に家族間で将来のことをしっかり話し合いをされていたことです。多くの人はまだ先の事だからと先延ばしにしてしまうでしょう。

また、今は元気でも、万が一認知症などになってしまった場合はその不動産を簡単に売却することも出来なくなってしまいます。

元気なうちに行動に移すことが如何に大切な事か改めて私自身実感しました。

このブログを見て頂いている方も是非家族間でしっかり話をする機会を作ってみて下さい。そして、事前に準備しておくことで大きな問題を回避するきっかけになれば幸いです。

相続に関する相談はお気軽に当センターへお問合せ下さい。