不動産売却時の注意点

query_builder 2023/09/07
土地戸建て空き家

不動産の売却時に大抵の場合、敷地境界をはっきりさせる為の測量を行いますが、実はこの測量がとっても重要となります。


なぜなら、もし仮に敷地境界がはっきりできない時は最悪の場合、不動産の売却もできなくなってしまうことがあるからです。


敷地の境界を確定する為には売却敷地に隣接する全ての隣地所有者の同意が必要となりますが、もし隣地所有者の同意が得られなかった場合は売却敷地の境界が確定できない(正式な境界が不明)な土地となってしまいます。


不動産購入者の立場からすると、境界について何らかのトラブルがあったり、境界が不確定の物件を購入するということはかなりのリスクを伴う為、購入を懸念し、最悪の場合、売買が不成立(売買契約の解除)ということになります。


境界が確定できないケースとしてよくあるのが、隣地所有者と境界またはそれ以外のことで既にトラブルとなっている。または隣地所有者の所在が不明で確認を行うことができないということが挙げられます。


上記の様に、不動産の売却では思いがけないことが弊害となったりするケースもありますので常日頃から良好な近隣関係を築いておくことが望ましいです。


また、隣接地所有者が不明な場合にはその不動産の管理者やご親族の方の情報等を聞ける時に聞いておくことで、将来この様な問題に備えることが可能となりますので日頃から気にしておくと良いかと思います。



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